YAMAHA SessionCakeを解説
YAMAHA製の小型ミキシングヘッドフォンアンプSessionCakeについて解説していきます。
SessionCakeとは
一辺10cm程度と小型のミキシングヘッドフォンアンプです。Sessionという名前にあるように、8台までチェーン接続できます。バンド仲間とお揃いで購入して、家では一人で練習、集まった際はチェーン接続でセッションと痒い所に手が届くヘッドフォンアンプです。
ヘッドフォンアンプですので、アパートやマンションでも音量を気にする必要がありません。
単3乾電池2本で最大10時間稼働することができます。AUXをiPhone,iPadと接続すればオーディオインターフェースなしで演奏を収録できます。
また、同様にiPhone,iPadと有線(4極ケーブル)で接続することで、アプリ経由のエフェクターを利用できます。もちろん、SessionCakeとギター・ベースなどの間に市販のエフェクターを介入させることも可能です。
独立した4つのコントロールを搭載
本体上面にある4つのツマミで以下をコントロールできます。
[Me]自分に聞こえる自分の楽器の音量を調節します。バンドメンバーの他のSessionCakeから聞こえる自分の楽器の音量には影響しません。
[INPUT]自分の音量と接続されている他のSessionCakeから聞こえる自分の楽器の音量を同時に調節します。インプットボリュームやインプットゲインに相当します。
[PAN]定位とよばれる、ステレオで音がどこから聞こえるか(右寄り、左寄り)調整します。各楽器で定位を調整することで、ステージに立っているようなステレオ感を実現できます。
[PHONE]自分のヘッドフォンの音量を調節します。
色と入力端子の違う2種をラインナップ
ギター・ベース向けレッドのSC-01
モノラル入力端子を搭載し、シールドで直接ギターやベースと接続できるモデルです。ブルーと比べて少し安価です。ギター・ベースのみの場合、こちらのモデルをおすすめします。
ステレオ入力に加えてマイク用XLR端子も搭載したマルチなブルーSC-02
モノラル・ステレオ両対応のフォン入力に加えて、マイク用XLR端子も搭載したモデルです。XLR端子は信頼のノイトリック社製。キーボードから電子ドラム、ボーカルマイクまでマルチに活用できます。
ファンタム48Vは供給できませんのでご注意ください。
詳しい製品情報は SessionCake をごらんください。
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