さらに質の高いリモート授業へ 実践編
まだ入門編をご覧になっていない場合は、まず入門編をご覧ください
こちらの実践編では、リモート授業実践前の確認事項をまとめています。ひとつづつ確認して、準備を整えましょう。また、ワンポイントアドバイスも併せて掲載しています。
授業内容を確認する
授業の到達目標は明確になっていますか
明確でない授業の到達目標は、対面、リモート問わず失敗の元となります。
リモート授業でできない内容は含まれていませんか
グループで話し合うなどは、リモート授業では避けた方が良いでしょう。
授業に必要な資料やPowerPointなどは準備されていますか
資料やPowerPointの文字の大きさは大きめに、色使いは見づらい色は避けましょう。
授業の進行時間は確認しましたか
進行表を作成しておくことで、リモート授業で緊張し、時間が狂うことを防げます。
機材を準備する
リモート授業に必要な各種機材は準備しましたか?
機材編をご覧になり、各機材を準備するか、すでにリモート授業の環境がある方はその機材を準備しましょう。
配信場所のインターネット回線速度は十分ですか?
目安として、上り回線(アップロード)が20Mbps以上必要です。
機材の確認をする
全ての機材を接続します
電源ケーブル、マイクのケーブル、映像のケーブルなどすべて接続してください。
実際に配信を開始して、正常に動作するか確認します
他の先生方に確認していただくのも良いでしょう。
配信の明るさ、画質、音質も確認してください。部屋の電気をつけ、直射日光が入るため、カーテンは閉めましょう。
PowerPointなど、PCやタブレットの画面を表示する場合、通知が出ない設定にしましたか
生徒児童に公開してはいけない情報や個人情報が含まれている場合があります。特に注意してください。
最終確認をする
全ての機材は接続されていますか
映像ケーブル、音声ケーブル、USBなどが接続されているかよく確認してください。
全ての機材の充電はありますか
充電がある場合でも、なるべく電源ケーブルを接続しておきましょう。
教室の校内放送の音量は0にしてありますか
本番
声の大きさは丁度ですか
機材確認の際に確かめた音量と同じになるよう、マイクの位置に気をつけましょう。
話す速さは丁度ですか
慣れないリモート授業となると、話す速さが速くなりがちです。気持ちゆっくりめを意識してみてください。
騒音やノイズは発生していませんか
ケーブルの接触不良、回線速度の低下があるとノイズが発生します。生徒にも聞き取りづらい点があれば遠慮なく言うように伝えておくといいでしょう。
インターネットの速度が低下し、画質や音質が下がっていませんか
こまめに画面を確認しましょう
では、頑張ってください。